彼氏
……


すごく長い時間、吏玖とキスしてた。


吏玖の手が胸の辺りに動いてきたから流石にやばいと思って、拒否った。


吏玖は少し不満そうな顔をしながら、
「まぁ、今日はこれくらいで勘弁してあげるよ。」
って…


「結衣が卒業しても俺の事を忘れないように、いっぱい愛してあげるからな。」って。



何だか吏玖が肉食系発言してる…

家まで送ってもらい、
「結衣、大好き。」
って、またキスされた私。


こうして、吏玖の17歳の誕生日は終わった。

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