彼氏
日曜日の部活終わり、久々美波と帰った。

マックに寄って、久々美波とゆっくりしゃべる。


「最近、高梨君とうまくいってる?」


「う~ん、最近一緒にいれないから…メールや電話はするけどね。」


「そっか…。ってか、結衣。あんたらが付き合ってるのバレてるの知ってる?!」


「…?!まじ?!」

「やっぱり気づいてなかったかぁ。うちの学年はそんなにだけど、1、2年の間には結構知られてるみたいだよ。」


「そっか…気づかなかった。…みんな、どんな反応?」


「驚いてたけど、思ってたほど騒いでないかな…。まぁでも結衣は鈍感すぎだよ。」


「自分でいっぱいいっぱいだから、見えてないのかな…あはは」


美波は呆れ顔で…

「けど、最近は別れてるとか、別れるとかの噂も出てきてるわ。部活中も2人とも目を合わさないしさ…付き合ってたら部活中でも少しくらいラブをちらつかせるでしょ、普通。」

「や、何か恥ずかしくて見れないの。それに、なるべく周りに気を遣わせたくないし。」


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