恋愛勝負
~Love★Game~
…ナンパ?
夕方だってのに…ウザイ。
あたしは顔を上げないまま、返事した。
「そ、ひとり。可哀想だって思う?」
若干開き直って鼻で笑うように言った。
何言ってんのかなマヂで…
「思わん。つかむしろラッキー?」
「んなっ…」
へへっと笑う男に、思わず顔をあげた。
「あ…」
自分でも目が丸くなったのが分かった。
「せっかくええ女が1人やのに、喜ばん男がおるかって!俺ならガッツポーズするで?」
「なんで…?」