ツギハギの恋
真っすぐ家に向かうのが不安で途中、ドーナツ屋で時間を潰した。
ユリは『ミリんち行くの楽しみ〜』とか何とか言ってはしゃいでいたがあたしには何だかそれが空々しかった。
もしかしてユリ、あたしがあっちゃんと別れたか調べるつもりだったりして……
寝てる時にケータイ調べるとか。
あほらし。
どーでもいいわ。
つーか、問題はひなただよ。
アイツ電話出ないし。
「ねーミリ、そろそろ行こ?」
「えっ?」
ぼんやりしてるとユリがトレーを持って立ち上がった。
あたしはそれを咄嗟に引き止めた。
「あ、ユリ。カラオケ行かない!?」
「えー。今日はやめとこ?」
クソ、乗らねーのかよ!
「じゃ、ドンキ寄っていい?あたしマスカラ欲しいんだよねー。付き合ってよ?」
「んーいいよ?じゃーあたしもミリとおそろで買うー」
ヨッシャ時間稼ぎ!
あたしは家に帰るまでにひなたと連絡を取るつもりでいた。
ユリは『ミリんち行くの楽しみ〜』とか何とか言ってはしゃいでいたがあたしには何だかそれが空々しかった。
もしかしてユリ、あたしがあっちゃんと別れたか調べるつもりだったりして……
寝てる時にケータイ調べるとか。
あほらし。
どーでもいいわ。
つーか、問題はひなただよ。
アイツ電話出ないし。
「ねーミリ、そろそろ行こ?」
「えっ?」
ぼんやりしてるとユリがトレーを持って立ち上がった。
あたしはそれを咄嗟に引き止めた。
「あ、ユリ。カラオケ行かない!?」
「えー。今日はやめとこ?」
クソ、乗らねーのかよ!
「じゃ、ドンキ寄っていい?あたしマスカラ欲しいんだよねー。付き合ってよ?」
「んーいいよ?じゃーあたしもミリとおそろで買うー」
ヨッシャ時間稼ぎ!
あたしは家に帰るまでにひなたと連絡を取るつもりでいた。