ツギハギの恋
たぶん聞いても無駄……
あたしは諦めて晩御飯の支度を始めた。
平日は基本お姉ちゃんがご飯を作る。
あたしはご飯を炊いておくだけ。
しばらくしてお姉ちゃんが仕事から帰宅した。
お姉ちゃんは帰るなりトイレに向かい、出てくると無表情のままあたしに尋ねた。
「ミリ、今日、家に誰か連れて来た?」
「え?誰も連れてないよ?」
「便座……上がってたけど」
一瞬であたしは凍りつく。
ひなただ。
あのボケ……便座下げとけよ!?
「あんた男連れ込むのはいいけどいきなり妊娠とかやめてよね」
「何それ……てか連れ込まないし」
お姉ちゃんの言葉にカチンとした。
この女、妹に対してなんつー言い方すんだよ。
お姉ちゃんは何でもなかったように無表情のままキッチンで料理を始めた。
あたしは何だか嫌な気持ちでソファーに転がりテレビを見ていた。
あたしは諦めて晩御飯の支度を始めた。
平日は基本お姉ちゃんがご飯を作る。
あたしはご飯を炊いておくだけ。
しばらくしてお姉ちゃんが仕事から帰宅した。
お姉ちゃんは帰るなりトイレに向かい、出てくると無表情のままあたしに尋ねた。
「ミリ、今日、家に誰か連れて来た?」
「え?誰も連れてないよ?」
「便座……上がってたけど」
一瞬であたしは凍りつく。
ひなただ。
あのボケ……便座下げとけよ!?
「あんた男連れ込むのはいいけどいきなり妊娠とかやめてよね」
「何それ……てか連れ込まないし」
お姉ちゃんの言葉にカチンとした。
この女、妹に対してなんつー言い方すんだよ。
お姉ちゃんは何でもなかったように無表情のままキッチンで料理を始めた。
あたしは何だか嫌な気持ちでソファーに転がりテレビを見ていた。