-HUNTER-
-プロローグ-
―木崎 竜一様―
あなた様は、この度めでたくHUNTERに選出されました。
付きましては、説明会を下記の通り開催させて頂きます。
奮ってご参加下さいますよう、宜しくお願い致します。
日付:
〇月〇日 日曜日
時間:
午後3時より
場所:
〇〇中学校 体育館
―HUNTER実行委員会―
仕事から帰った竜一が、いつものようにポストを調べる。
公共料金の払い込みの束と一緒になって一通の奇妙なハガキが混じっていた。
「なんだこれ……」
家に入った竜一は、風呂を沸かすスイッチを入れてから、冷蔵庫にある缶ビールを取出してソファーに腰を下ろした。
缶ビールのプルタブを開けて、350mlの半分位を一気に飲んでから、改めてハガキを読み返した。
「誰のイタズラだ?これ……」
そう言ってから、ハガキをテーブルに放った。
残りのビールを一気に飲み干すと、風呂場へと向かった。
風呂から上がった竜一は、本日二本目のビールを手にソファーに座り、もう一度さっきのハガキを見なおした。
「この日、丁度休みだな。……誰のイタズラかしらねぇけど、ちょっと乗ってみようかな……どうせ、雄二あたりの仕業だろ」
最近、休日が暇で仕方がなかった竜一は、指定されたその説明会に参加してみようと思った。
……このハガキが……
……後に巻き込まれる殺人ゲームへの招待状だとは……
……この時点ではまだ知る由もなかった。……
――――――――――――
―――――――――――
――――――――――
―――――――――
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
――
―
あなた様は、この度めでたくHUNTERに選出されました。
付きましては、説明会を下記の通り開催させて頂きます。
奮ってご参加下さいますよう、宜しくお願い致します。
日付:
〇月〇日 日曜日
時間:
午後3時より
場所:
〇〇中学校 体育館
―HUNTER実行委員会―
仕事から帰った竜一が、いつものようにポストを調べる。
公共料金の払い込みの束と一緒になって一通の奇妙なハガキが混じっていた。
「なんだこれ……」
家に入った竜一は、風呂を沸かすスイッチを入れてから、冷蔵庫にある缶ビールを取出してソファーに腰を下ろした。
缶ビールのプルタブを開けて、350mlの半分位を一気に飲んでから、改めてハガキを読み返した。
「誰のイタズラだ?これ……」
そう言ってから、ハガキをテーブルに放った。
残りのビールを一気に飲み干すと、風呂場へと向かった。
風呂から上がった竜一は、本日二本目のビールを手にソファーに座り、もう一度さっきのハガキを見なおした。
「この日、丁度休みだな。……誰のイタズラかしらねぇけど、ちょっと乗ってみようかな……どうせ、雄二あたりの仕業だろ」
最近、休日が暇で仕方がなかった竜一は、指定されたその説明会に参加してみようと思った。
……このハガキが……
……後に巻き込まれる殺人ゲームへの招待状だとは……
……この時点ではまだ知る由もなかった。……
――――――――――――
―――――――――――
――――――――――
―――――――――
――――――――
―――――――
――――――
―――――
――――
―――
――
―