One-love
《彼氏》
初めて会った日。
あたしと相京はカラオケに行った。
そのカラオケの中で――
相京はあたしに言った。
「俺と付き合ってくれる?」
一瞬、頭が真っ白になった。
顔がドアップであたしを見つめて来たから。
「えっ……えー?!」
「んじゃ言い方変えるよ?俺と付き合えよ」
「……はぃ…」
あたしは相京と本当に付き合う事になった。
でも、問題は本命の彼氏の事。