One-love


部屋で相京と2人で最初はゲームしていたはずなのに――



今あたしは…相京に押し倒されている。


何でこうなってるんだろう?


「相京さん?どーしたのかなー?」



「ねぇ、もうそろそろ奪うぞ」



「奪う?何を?」



「奪うって決まってるだろー?初めてを」


ニヤリッ―と笑った相京の顔。


有る意味怖い。


「……初めてねぇー?そんなに欲しいの?」


「別に?」


別に?!
別にって言ったよ!?
この人、言っちゃったよー?!



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