琥珀色Buono!

第一種目はグレーテルがなんとか勝ち、第二種目もダーツのうまい青年により民間チームが勝った。
第三種目は四人サッカー、四人バスケだ。
さぁどうなるだろうか。
四人サッカーから見ていこう。
試合時間は前半15分後半15分、延長戦なし。
メンバー
民間チーム
ちるみちゆりプリシッラ、GKにアルバート
軍部チーム
サッカーの名門木戸山清修高出身の三つ子の務、友紘、勝鬼、GKは三つ子とは木戸山で同級生だった剛力強糸。



｢フォーメーションはどうしようか。向うはあの三つ子がフォワードにズラッと並ぶムカタマーチっぽいのだけど、ここはY字型のウィッシュボーンで行きたい。どうかな。｣
アルバートは最年長らしく発案したが、私サンドリヨンに言わせればウィッシュボーンは戦力をうまく引き出せないだろう。ちゆりんはトリッキーなプレーで翻弄し、プリシッラはパワーでフィールドを蹂躙する。そしてチルチルはかなりのゲームメーカーだ。うまく長所を引き出すなら↑型のストームアローで行くべきだな。
｢まって、アルバートさん。フォーメーションはプリシッラちゃんをトップ、右下に私、左下にちゆりを配置したフォーメーションのがいいと思う。｣
チルチルの提案はあっさり通り、ウィッシュボーン改めストームアローで試合に臨んだ。


キックオフから三兄弟の怒濤の攻めが来る。そしてアルバート君はそれに対応しきれてないようだが、他のメンバーのサポートのおかげで失点は何とか抑えてる図式だ。だが、このままではマズい。やはり1点でも取っとかなければキツいだろう。
｢姉さん!｣
ちゆりんのパスが飛び、プリシッラのボレーシュート、

決まった。一点先制だ。
その後三兄弟は必殺トライアングルZを発射。だがプリシッラの流星ブレードに跳ね返され2点目だ。
と、ここで前半終了。

後半互いによく攻める。強糸とかゆーキーパーはプリシッラのシュートは必殺技以外は辛うじて止めてるがそろそろピンチだろう。そう、次のシュートは止められないと見るべきってね。
と、ここでプリシッラとアルバートがポジションチェンジだ。何をする気だろうか。
｢エースストライカーがゴールにいちゃダメだぜ!トライアングルZ!!｣