屋上Lovers


で、その後本物の合鍵を作って職員室に戻したワケ。

ここまでわかった?」


「うん……。すごいことしたんだね…」



「まぁ、若気の至りだ。

でも、当時のオレ達は皆、要注意人物だったから、オレ達が動く度にセンコーは目を光らせてたんだよ。


そんなオレ達に鍵を盗めると思うか!?」


そんなに目を付けられていたなら無理だろうな……


私が無言で首をふると、涼さんが話を続けた。



「オレには強い味方がいたんだ。




< 116 / 187 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop