屋上Lovers
…え゙
マジ!?
大丈夫かなぁ……
「いいの……?
私、全然だめだよ!?」
「みんな最初は出来ないもんだ。花嫁修業だと思って、頑張れ!
じゃあ、いつがいい?
朝一番でここに来るか、夜作って、朝一人で作るか、1時間だけ授業さぼってここ来て作るか」
授業サボれるなら、それが良いに決まってる!
「サボる!」
間髪入れずにそう答えると、涼さんはちょっとだけ呆れた顔をして、“しょうがねぇなあ”と言いながら続きを説明し始めた。