屋上Lovers
謝ったのに……
「お前の顔なんか見たくねぇから、出てけば?」
こう言われたら出ていくしかなく、何も言えずに屋上をあとにした。
あぁ神様。
本日、今世紀最大の恋が終わりました。
できるならば、約束の日まで早送りしてください。
出来ないなら大丈夫です。
いつもいつも、勝手なことばかり言ってすみません。
一応願ってみたものの、次の日の時の流れは変化無し。
相変わらず砂時計の砂は通常通りに流れ、カップ麺を待つ3分間は鬼のように長かった。