・・・桜のさいたら・・・
美優がそれまで、
見たこともない。




満天の星だった。





夜空一面。




すべてが、うめつくされている。





美優は、美優が持っている


自分のビーズをこぼして、光ってるみたいだと思った。




「すげぇーだろ?」




男の子は、いきいきとした弾んだ声で言った。





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