・・・桜のさいたら・・・
もう夜の九時をまわっていた。
三つ編みをほどくと、肩まで伸ばした髪
緩やかなウェーブをつくる。
髪をふわふわさせながら、美優は、いてもたってもいられなかった。
いつもなら、寝てしまう時間。
ねむれない。
どうしても、気になることがある。
それは、家から五分の場所。
美優が桜がさいたら行けると思うあの場所――。
美優はとうとう
家族には内緒で……
家をぬけだした!
_
三つ編みをほどくと、肩まで伸ばした髪
緩やかなウェーブをつくる。
髪をふわふわさせながら、美優は、いてもたってもいられなかった。
いつもなら、寝てしまう時間。
ねむれない。
どうしても、気になることがある。
それは、家から五分の場所。
美優が桜がさいたら行けると思うあの場所――。
美優はとうとう
家族には内緒で……
家をぬけだした!
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