婚約指輪を君に~恋した相手は17歳の王子様!?
お父さん、お母さん、響汰。
ごめんなさい。
葵は
葵は
葵は未成年に手を出してしまいました。
「何で?別にいいじゃん」
あたしの気持ちとは対照的にあっけらかんと言う息子。
「そんなよくない!!!」
だっていくら男とはいえ未成年よ?
こんなことになるならあんなに飲まなきゃ良かったよ・・
「別に俺、抵抗してないし。」
「いや、そういう問題じゃ」
「だって俺達結婚するでしょ?」
ニヤリと笑って
あたしの顎に手をかける。
間近でみるとかっこよさが更に分かる。
17歳ってこんな感じだっけ?
むしろ響汰よりも・・って
あたし何比べんの?
しかも
ドキドキ
なんでこんな子供の前で心拍数早くなってんの?
「顔は悪くない」