婚約指輪を君に~恋した相手は17歳の王子様!?
どうしようか悩んでいた時
ピピピピピ!!
エレベーターの中に携帯の着信音が響いた。
これは神様からのお助けだと決めつけたあたしは
「取り敢えず出るから」
無理矢理慧を突き飛ばして電話に出た。
「もしもし」
「もしもし、先輩、今何処ですか!?」
「今、会社のエレベーターの中だけど」
「早く、早く来て下さい!!」
「え、何かあったの?」
「篠田先輩が・・・どうしよう死んじゃう!!」
え?