婚約指輪を君に~恋した相手は17歳の王子様!?


どうしようか悩んでいた時


ピピピピピ!!


エレベーターの中に携帯の着信音が響いた。


これは神様からのお助けだと決めつけたあたしは


「取り敢えず出るから」


無理矢理慧を突き飛ばして電話に出た。


「もしもし」

「もしもし、先輩、今何処ですか!?」

「今、会社のエレベーターの中だけど」

「早く、早く来て下さい!!」

「え、何かあったの?」

「篠田先輩が・・・どうしよう死んじゃう!!」



え?









< 75 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop