fall in labo〜恋する研究室〜
2.ライバル登場
先輩たちが歓迎会を開いてくれると言うので、ダイキくんと2人で指定された居酒屋に向かう。
でも、研究室を出たところで、ばったり浩実と鉢合わせしてしまった。
「あっ……。」
また、ケンカが始まる。
そう思った私は次の言い訳を考えていたんだけど。
「どっか行くの?」
「うん、今から歓迎会なんだ。」
「いいなぁ、私も行きたい!」
2人は普通に会話を始めた。
……?
「若菜、何驚いた顔してんの?」
「いや……、2人のことだから、またケンカするんだろうなって思ってたんだけど。」
私の言葉に、2人は顔を見合わせて笑った。
「俺たちだって、いつまでもケンカばっかりはしないよ。」
「ねぇ。」
やっぱり、この2人は仲良くなると思ってたんだよな。
「大樹、若菜をよろしくね。この子、全然お酒飲めないから。」
「任せとけ!俺がちゃんと見張っとく。」
ちょっと!私抜きで私の話を進めないでくれる?
「いい子にしとくんだよ、若菜。じゃあね!」
浩実、あんたは私の何なの?
私たちに手を振ると、浩実は自分の研究室に入った。
「じゃあ、若菜ちゃん、行こうか?」
「うん。」
でも、研究室を出たところで、ばったり浩実と鉢合わせしてしまった。
「あっ……。」
また、ケンカが始まる。
そう思った私は次の言い訳を考えていたんだけど。
「どっか行くの?」
「うん、今から歓迎会なんだ。」
「いいなぁ、私も行きたい!」
2人は普通に会話を始めた。
……?
「若菜、何驚いた顔してんの?」
「いや……、2人のことだから、またケンカするんだろうなって思ってたんだけど。」
私の言葉に、2人は顔を見合わせて笑った。
「俺たちだって、いつまでもケンカばっかりはしないよ。」
「ねぇ。」
やっぱり、この2人は仲良くなると思ってたんだよな。
「大樹、若菜をよろしくね。この子、全然お酒飲めないから。」
「任せとけ!俺がちゃんと見張っとく。」
ちょっと!私抜きで私の話を進めないでくれる?
「いい子にしとくんだよ、若菜。じゃあね!」
浩実、あんたは私の何なの?
私たちに手を振ると、浩実は自分の研究室に入った。
「じゃあ、若菜ちゃん、行こうか?」
「うん。」