fall in labo〜恋する研究室〜
「先輩、わかりますか?」
「……さわ、むら?」
よかった、私のことがわかるなら家まで帰れるだろう。
「あの、ここ学校なんで、家に帰ってください。先輩、多分、熱があります。」
「そうなの?」
かなりつらいんだろう。
いつもとは、別人みたいな顔をしてる。
「戸締まりは私がするんで、先輩は帰ってください。」
「わかった。」
カワサキは私の言うことを素直に聞いてイスから立ち上がった。
が、すぐにフラついて机に手を突く。
この人、1人で帰したら危ない。
「先輩、お家は近くでしたよね?」
「うん。」
「私が送ります。だから、少し待っててください。」
私は猛スピードで自分の帰り支度を済ませると、自分のバッグとカワサキのバッグを持った。
「じゃあ、帰りましょう。」
「……さわ、むら?」
よかった、私のことがわかるなら家まで帰れるだろう。
「あの、ここ学校なんで、家に帰ってください。先輩、多分、熱があります。」
「そうなの?」
かなりつらいんだろう。
いつもとは、別人みたいな顔をしてる。
「戸締まりは私がするんで、先輩は帰ってください。」
「わかった。」
カワサキは私の言うことを素直に聞いてイスから立ち上がった。
が、すぐにフラついて机に手を突く。
この人、1人で帰したら危ない。
「先輩、お家は近くでしたよね?」
「うん。」
「私が送ります。だから、少し待っててください。」
私は猛スピードで自分の帰り支度を済ませると、自分のバッグとカワサキのバッグを持った。
「じゃあ、帰りましょう。」