大好きより大好き
学校では特に冷たいとゆうかクールというか…
ツンデレでいういわゆるツンの方を絶賛発揮中。
まあ、二人きりでデートをしていても、あまり変わらないんだけど。
それでも優しくて頼りになるかっこいい陽介にあたしはベタ惚れ。
けどたまには頼ってほしい。
もっともっと甘えて欲しい。
弱いところだって見せてよ
なんて最近よく思うの。
あたしばっかり…
って思うことがたくさんで。
こんなこと陽介に言ったらまた、
ばかじゃねーの
って言われるに決まってるんだけどね?
あたしも陽介に想われてるって自信がほしいのかもしれないね…
「沙月、今日放課後買い物付き合って。」
トイレから戻ってきた陽介。
何の前触れもなく唐突に。
陽介からのお誘いなんて久しぶりであたしのテンションは一気に上昇っ。
「うん、行く!」
当たり前でしょ?