私が彼女を殺した訳(理由)
約束の時間、私は待ち合わせの店へ着いていた。

ほどなく洋一さんも現れた。

私はドキドキしながら精一杯の笑顔で彼に手をふった。

優しい笑顔で近づいて来る彼を見て私の灯火は明るさを増していた。

食事を済ませ二人はバーへ向かい軽く飲んだ。
切り出したのは彼の方だった

『さっちゃん、話しがあるんだ…』

私は黙って頷き洋一さんの言葉を待った。


そして洋一さんの口から…。


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