私が彼女を殺した訳(理由)
長いパーティーも終わり私はまだ眠らない洋太郎を部屋に連れ帰った。

布団に移そうとしても私から離れようとしない。


私は寝かしつけようと背中に洋太郎をおんぶした。

子守唄を聞かせやがて小さな寝息が聞こえ私はそっと洋太郎を布団に移した。

明かりを消しそっと襖を閉める時洋太郎の顔を見た。

目をぱっちり開けている。

やれやれ…相当興奮したみたいね。

私は側へ行き頭を撫でた。

ふいに洋太郎が私の首にしがみつく…。



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