KITUNE
ボロい神社があった。
思わずあんぐりと口が開くほどのボロさ。
人がこの神社を忘れ、何十年は経っていること間違い無しのボロさ。
わたしはけれども近寄ってみた。好奇心が強いことは自覚していた。
どうやらわたしは神社の敷地の横から出てしまったらしい。
獣道はいつの間にか、消えていたからまあこういうこともあるだろう。
この神社はボロいものの、鳥居やキツネの石像がある。
どうやらキツネを祀っていたらしい。
まあ山ならではの神社だろう。
昔から、ここら辺ではキツネに困らせられたと言うし。
わたしは肩を竦め、賽銭箱の前に来た。
一応、鈴もあるし引っ張る紐も繋がっている。
中の方は…と覗いて、わたしはビックリした。
思わずあんぐりと口が開くほどのボロさ。
人がこの神社を忘れ、何十年は経っていること間違い無しのボロさ。
わたしはけれども近寄ってみた。好奇心が強いことは自覚していた。
どうやらわたしは神社の敷地の横から出てしまったらしい。
獣道はいつの間にか、消えていたからまあこういうこともあるだろう。
この神社はボロいものの、鳥居やキツネの石像がある。
どうやらキツネを祀っていたらしい。
まあ山ならではの神社だろう。
昔から、ここら辺ではキツネに困らせられたと言うし。
わたしは肩を竦め、賽銭箱の前に来た。
一応、鈴もあるし引っ張る紐も繋がっている。
中の方は…と覗いて、わたしはビックリした。