KITUNE
コムラが人ごみの中から、水色の浴衣を着ているミオを見つけた。
彼女は…魚のお面?を着けている。
「やあ、皆の者」
「こんばんわ、ミオ」
「…ホントに参加しよったか、りん」
ミオがお面越しでも険しい表情になったことが分かった。
「うん、言ったでしょう? 覚悟は出来ているって」
「正気とは思えんな」
ふぅと息を吐いたミオは、背を向けた。
「…気を付けよ。今宵は山の主が参加しておる」
「山の主が!?」
ミトリがぎょっとした声を出した。
彼女は…魚のお面?を着けている。
「やあ、皆の者」
「こんばんわ、ミオ」
「…ホントに参加しよったか、りん」
ミオがお面越しでも険しい表情になったことが分かった。
「うん、言ったでしょう? 覚悟は出来ているって」
「正気とは思えんな」
ふぅと息を吐いたミオは、背を向けた。
「…気を付けよ。今宵は山の主が参加しておる」
「山の主が!?」
ミトリがぎょっとした声を出した。