KITUNE
コムラは青い顔で起き上がった。
「お供えを増やす為よ。いくら私でも、この山にある神様全員に渡すワケにもいかないから」
大きいのだ、この山は。
「そして神社も建て直してもらいましょう!」
「うえええっ!」
「コレはお祖父ちゃん側に言った方が良いわね。お供えや管理はお祖母ちゃんの実家ね」
「そっそんなことしたら、主が…」
「あら、自分の血筋の者まで食らうの?」
「うっ…。そっそれは…」
「時間はかかるだろうけど、やってかなきゃ。…この神社、いつ潰れるか分からないしね」
わたしは天井を見上げた。
「お供えを増やす為よ。いくら私でも、この山にある神様全員に渡すワケにもいかないから」
大きいのだ、この山は。
「そして神社も建て直してもらいましょう!」
「うえええっ!」
「コレはお祖父ちゃん側に言った方が良いわね。お供えや管理はお祖母ちゃんの実家ね」
「そっそんなことしたら、主が…」
「あら、自分の血筋の者まで食らうの?」
「うっ…。そっそれは…」
「時間はかかるだろうけど、やってかなきゃ。…この神社、いつ潰れるか分からないしね」
わたしは天井を見上げた。