翼があったら



精一杯の作り笑いで

いつものように

学校に行った





途中までは

順調だった…



今までどうりの

自分を作れていた。



昼休み



気が緩んだ



みんなの前で

泣いたのはこれが

最初だった





すぐに気付いて

くれたかなは

誰もいない場所に

連れてってくれた



誰もいないロッカー室



授業のチャイム



泣き声が響いてた。

いっぱい泣いた
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