アナタに愛が届くまで。。。☆

『な、何笑ってんの…？』

未希に焦った口調で問いかけると、

『紗菜！あたしに感謝してね！』


『えっ！？何で…あっ、あ～こんなカワイイお店見つけてくれたんだもんね！』

『ごまかしてもダ～メ！紗菜、あの彼に恋しちゃったんでしょ？』
『えっ、あっ…そ、そんなことな、ないってば！』

『もうわかりやすいんだから！何年、親友やってると思ってんの？彼を見つめる紗菜の顔見てたらわ・か・る！』

『だよね…！あははっ！未希にはなんでもお見通しだ！』


そして、未希はあたしに近づいて小声で言った。

『で、どうすんの？彼カッコイイしモテると思うよ～！もう彼女いたりして！？』

『うん…でも…あたしは…』