アナタに愛が届くまで。。。☆

歩きながらふと未希がこんなコトを言った。

『ねぇ、紗菜？』


『ん～？なぁ～に♪』
あたしは未希の話を聞いていながらも彼のコトで頭がいっぱいだった。

が…。この後の未希の言葉で一瞬にして表情が変わる。




『今、あの彼に告白しちゃえば？』


『え～～～！？そ、そんなの無理だよ！自信ないし何て言えばいいかわからないし…。』

『だって、本当にもたもたしてたら誰かにとられちゃうよ？それでいいの？せっかく紗菜が初めて好きになった彼だよ？今、この気持ちを伝えないと！！』

未希の言葉とあたしの心の気持ちが頭の中で響く。


ー初めての恋ー

ー初めての気持ちー

ー初めて好きになった彼ー

ー今までの自分変えたいー

ー彼が大好きー

ー幸せになりたいー



《今、彼に気持ち伝えないと！！》


『うん！わかった。自信ないけど…。あたし彼に気持ち伝える！』

『よし！じゃ、カフェに戻ろう！』


あたしは流行る気持ちを抑えながらカフェに向かった。