アナタに愛が届くまで。。。☆
あたし達は、そのクラスに向かった。


『3年A組…。あっ、ここだ!』


未希が指を差した。


そこではいわゆるフィーリングカップルみたいなコトをやっていた。


『まだこんなコトやるクラスいたんだね!』
未希はそんなコトを言いながらクラスを覗く。


あたしは未希の後ろから見ていた。


『あっ…。』


その声に未希が驚く。

『えっ!?何?どうしたの?』


『彼がいる……。』

聞こえないくらいの小さな声で未希に言った。それと同時に心臓の鼓動が早くなった。


あたしは目を疑った。彼が参加していたから。


嬉しい気持ちのはずなのにあたしはショックだった…。まさかこんな形で再会すると思わなかったから。


その様子を一瞬も目を話さず見ていた…。
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