アナタに愛が届くまで。。。☆
着いたよ。


『すご~い!!』

あたしは感激した。


そこは街並みが見渡せるキレイな丘だった。
すると、遥斗が話しだした。


『ここは小さい頃俺がよく父親に遊びに連れて来てもらった思い出の場所なんだ。親父は10歳の時に病気で亡くなったけど、それからは悩んだ時や、決意したい時はここに来てる!紗菜は俺にとって大切な人だから初デートだけど連れてきたいって思った。迷惑…だったかな…?』


『ううん、嬉しい。お父さんのコトも話してくれてありがとう。思い出の場所に連れて来てくれてありがとう。』

あたしは思わず涙が流れた。遥斗の気持ちが嬉しくて…。
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