時空戦争─我等世界ノ救世主!?─
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男だけのカラオケ、男だけのマック、淋しいこと尽くしで遊び、薄暗くなり始めたので解散することにした。
「したら、またな。月曜日」
「おう、またな」
適当に挨拶を交わし、それぞれが家路につく。
俺も勿論その一人なので、皆とは方向が違うため、彼らの背を見送った後、踵を返して歩きだした。
薄暗くなり始めた今頃は、危ない若者がウロウロしている。
恐らく、不良も居るだろう。
「オイコラァァ」
変な声を聞いたので、俺は思わず路地裏を覗き込んだ。
そこには、冴えないサラリーマンと、何人かの柄の悪い高校生。所謂不良だ。
オヤジ狩り、ってやつか…
俺は通り過ぎようとしたが、聞き覚えのある声に足を止めた。
「テメー等こんなトコで何してんだよ」
「あぁ?」
新手が参入したか、と思いながらそこを覗き込むと、オヤジ狩り集団を睨み付けながら立っている、
「夜統………?」
の姿が有った。