あまーいお時間
*出会い
彼との出会いは私が
中学3年生のときだった。
受験生ってこともあり
友達と夏休み中に
オープンスクールに
行ったときのことだった。
その学校はとても有名な
私立高校。
卒業後の進路もとても
安心できる所だと
パンフレットにも
書いてあるし、先生たちも
そう言っていた。
でも私たちはそれが
目当てで行くわけでは
ない。
友達曰く、この高校は
美男美女がたくさん
いるという話。
簡単に言えば、イケメンな
男を探すために‥って
目的だ。我ながら
最低だと思う‥。笑
でも確かにイケメン揃い。
どこを見てもきらびやかで
なんとも眩しい光景だ。
そんなとき、一人の男性が
話し掛けてきた。
「見ない顔だね。
‥もしや、
オープンスクールに
来た子たちかな?」
華奢な体に
かなり高い身長。
軽く185は越えて
いるだろう。
声は低く、けれど
透き通っていて
くすぐるような声。
‥そして何と言っても
絵に描いたような
綺麗な顔。
「そんな見られちゃ
困っちゃうよ。
さっ、こっちへ」
そう、これが
私と彼の出会いだった。
中学3年生のときだった。
受験生ってこともあり
友達と夏休み中に
オープンスクールに
行ったときのことだった。
その学校はとても有名な
私立高校。
卒業後の進路もとても
安心できる所だと
パンフレットにも
書いてあるし、先生たちも
そう言っていた。
でも私たちはそれが
目当てで行くわけでは
ない。
友達曰く、この高校は
美男美女がたくさん
いるという話。
簡単に言えば、イケメンな
男を探すために‥って
目的だ。我ながら
最低だと思う‥。笑
でも確かにイケメン揃い。
どこを見てもきらびやかで
なんとも眩しい光景だ。
そんなとき、一人の男性が
話し掛けてきた。
「見ない顔だね。
‥もしや、
オープンスクールに
来た子たちかな?」
華奢な体に
かなり高い身長。
軽く185は越えて
いるだろう。
声は低く、けれど
透き通っていて
くすぐるような声。
‥そして何と言っても
絵に描いたような
綺麗な顔。
「そんな見られちゃ
困っちゃうよ。
さっ、こっちへ」
そう、これが
私と彼の出会いだった。