Sweet Boy 〜甘い彼〜


横山達樹は学校帰りなのか、制服姿のまま人ごみを、かけてきたのだ



「え〜あれが彼女?」


「あれって確か二年の水村じゃない?」


「弟じゃん?」



なんて、周りから色々な声が飛び散っている。


ってかみんなコッチ見てるし、視線が痛いって



「しずくちゃん?どうしたの?」

とにかく今はコイツをどうにかしなきゃな


『ちょっ、行くよ』

「わっ!!」


「しずく待って〜」



首根っこを掴み、ズルズルと引っ張っていった



そこに居た周りの生徒達は

「なんだ、弟か」



なんて勘違いをしていたのだった
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