とりまー紀文

⑤恩知らず「ミミ」 ミニチュア・ダックスフンド

 「なぜ?」トリマーの皆様の中には私のような思いをした人は、いるのではないでしょうか?
つい弁解したくなる瞬間…
トリミング中、散歩中、ずっと私の方をみて、尻尾をふりまくり、甘えまくり、愛想のよかったミミちゃん。飼主さんにお渡しした瞬間豹変…牙をむき、こちらに向かって「ウォォォオ〜」今にも噛みそうだ。
きっと飼主さんは思うだろう。「この人、うちの子いじめているにちがいない」と…。
それが毎回なのである。一体何なんだ!
思わず叫びたくなる。
「恩知らず〜!」
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