Chain〜切れない鎖〜
階段をゆっくり上り、気がつくと六階に来ていた。
今までの病棟とは少し違う。
入り口は頑丈なドアで塞がれ、鍵がかかっている。
一馬のお父さんはポケットから鍵の束を出し、ゆっくりと鍵穴に差し込んだ。
カシャッという冷たい音とともに、扉が開く。
とても悲しい響きだった。
「私は…手に追えない一馬を隔離した」
悲しそうに彼は呟き、病棟へと足を踏み入れる。
「ここは、精神科閉鎖病棟」
今までの病棟とは少し違う。
入り口は頑丈なドアで塞がれ、鍵がかかっている。
一馬のお父さんはポケットから鍵の束を出し、ゆっくりと鍵穴に差し込んだ。
カシャッという冷たい音とともに、扉が開く。
とても悲しい響きだった。
「私は…手に追えない一馬を隔離した」
悲しそうに彼は呟き、病棟へと足を踏み入れる。
「ここは、精神科閉鎖病棟」