年下彼氏。*ハツカレ*
「まぁまぁ」
まだ目をパチクリさせている玲を反転させてリビングまで背中を押す
「座って?」
俺がそう促すと隣に俺のスペースをさりげなく空けて座った
俺はすかさず空いているスペースに滑り込んだ
「あ、間違った」
「えっ?」
俺はポンと手を叩いて、玲の腰を掴んで俺の膝の上にのせた
「ちょ、ち、千颯くん・・・」
玲、軽すぎるよ?
「ここだった」
恥ずかしそうに顔を伏せた真っ赤な玲
「ダメ、玲、こっち見て」
顎を掴んで俺に目を合わせる
「もぉ、ず、ズルい・・・」
下唇を軽くかんで俺を見る玲
「ズルいのは玲だよ」
「え・・・」
そんな俺を煽るような表情(かお)して・・・