年下彼氏。*ハツカレ*


「俺は大好きなんだけど?」


満足したはずなのに俺はさらに玲を追い詰めた


“あたしも、大好き”


と聞こえたのはキスしている合間に微かに離れた時だった


ソファーになだれ込むように押し倒しながらキスを繰り返す

玲も少しずつ答えてくれていることに、嬉しくなりさらに想いをこめるキスを繰り返す


息を求めて少し開いた唇が長いキスを表していてうっすら潤んでいた


もうキスじゃ我慢できない


あぁ・・・父さんの気持ちが少しわかった気がする

抱きしめるだけじゃ満足できない、でも子供の前じゃ母さんがはずがしかって何も出来ないから俺を追い出した

はぁ、やっぱり親子なんだなぁ~




< 132 / 211 >

この作品をシェア

pagetop