年下彼氏。*ハツカレ*
「やだなぁ、あたしはいつも通りだよ?お母さんと正美さんが心配しすぎなんだって」
あたしの心を読まれないように明るく言った
お父さんともバックミラー越しに目が合ったけど、あたしは至って普通に微笑んだ
「そう?なら良いけど・・・今日は泊まっていくんでしょ?」
「ぁ、と、明日も仕事があるから帰る・・・」
今日はあまりに実家に帰りたくない
と言ってもマンションから30分でつく距離だけど
「えぇ?イイじゃない?明日ならお母さんが送ってあげるから今日は家に泊まりなさい、ね?お父さん?」