年下彼氏。*ハツカレ*


千颯くんのハグに再びうるさいくなった鼓動


鏡越しで向けられる朝から爽やかな笑顔


「ふぁ、ふぁの(あ、あの)」

「ん?」


肩の乗せられた顎

私はうがいをしたくてコップを指差した


「あぁ」

千颯くんは片手でコップをとると私に持たせた


「うがいでしょ?」


「どうぞ?」と言われても動けませんから

私は身体をよじると千颯くんは「はいはい」と言ってリビングに行った


はぁ~
朝なんなんですか・・・調子くるっちゃうよ


ふぅと溜め息をついてからリビングに行くとソファーに横になっている千颯くん




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