年下彼氏。*ハツカレ*


スクランブルエッグとベーコンにトースト、定番過ぎる朝食が出来た

ちらりと時計を見ると7:15だった

私はソファーの前のローテーブルに朝食を置くと千颯くんを揺さぶった


「千颯くん、起きて」

「・・・・・」

「千颯くんっ」


全然反応してくれない
あ~、遅刻しちゃうから先食べるからね?


トーストにバターをぬってかじろうとした瞬間後ろから手が伸びてきて私の腕は千颯くんの口元に動いていた


「旨い」

「お、起きてたの!?」

「もちろん」


あっトースト奪わないで・・・

「もうっ!」


私は千颯くんの分のトーストをかじった




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