年下彼氏。*ハツカレ*
chapter.7 ひしょ
「葉山さ~ん、ここってぇ~」
「はい?あぁ・・・えっとここを開いてから・・・」
あれから、千颯くんがうちに帰ってから2週間が経った
毎日千颯くんのおはようメールと、おやすみメールであたしの1日がはじまったり、終わったりしていた
月が変わって経理課でまたいつもの業務に追われる毎日
「ねぇ?佐竹さんとなにかあったの?」
「え・・・」
いつものお昼休み、今日は会社から少し離れた定食屋さんで美咲ちゃんと一緒だった
「この前の飲み会から佐竹さんの様子が可笑しいって聞いたし、あの飲み会も玲と佐竹さんが先に居なくなったでしょ?」