時と種族を越えて
白守「此処には、憑喪神すら居ないな。」

白守が、呆れたように言った。
確かにそうだ。


由紀音「保健室のベッドは生きているっていう七不思議があるから………」

どうみたって、ただのベッドだ。
霊気も妖気も神気も感じない。


白守「ただの噂だろ?」

由紀音「みたいね。」

私達は、そのまま保健室を後にし、家庭科室に向かった。







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