時と種族を越えて
真紀「大神様?」

真紀が、呟く。


由紀音「そうでしょうね。守って下さったのかしら?」


大神………
この世界の全てを司る、最高位の神だ。


綾香「大神様?」

綾香が、首を傾げている。


白守「この世界の全てを司る、最高位の神だ。」

綾香「神様にも、位ってあるんだ。」

綾香の言葉に、真紀が微かに笑った。


由紀音「まぁね。」

綾香「どうゆう順番なの?」


真紀「最高位が大神様で、次が五行神、その次が守護神、そしてその他の神々――守護神より下も、色々と別れているけど忘れた。」


綾香の疑問に、真紀が答えた。


由紀音「それより、帰らないと……」

既に、日は落ちている。



白雷「俺は、帰れない。お前達だけで帰れ。二度と来るな。」

真紀「そんな事、出来るわけがないでしょ!」

真紀が、怒った。



_
< 59 / 66 >

この作品をシェア

pagetop