メロディーが聞こえたら
ガラガラガラ・・・


もっ もしやっ・・・!?



ドアのほうを見ると・・・



やっぱり。



波良くんの姿が!?


「きたね・・・」


アンが 小さい声で


後ろから 言ってくる。



あたしは 小さくうなずいた。



「また 遅刻かー!」



先生が おこってる。


そして また、


波良くんは 無言のまま席に着いた。



あぁ、また 


恐ろしい時間が始まる。


朝のあたしは 


そう思っていた。
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