流星群にお願い
この声は、彼らへの想いの大きさです。

「ありがとう!」

私はもっと大きな声で叫びました。

「いつでも!いつでも遊びにきてねぇ…!!」

途中、声が掠れました。

「遊びに……」

私は毛布を握りしめ、両足を抱くようにして、わんわん泣きました。

止まらないのです。

これは、彼らへの想いの量でしょう。

溢れ出して止まらない。

それくらい。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう――…
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