[短]苺キャンディ
「結局。それ何なのー?」

「あ、教えてなかったな(笑)」


思いっきり忘れていたような顔で、
拓斗は私にまた

「目、閉じて?今度こそ教えるから♪」

「はぁい」

拓斗の甘い声に応えて
言われるがままに、私は目を閉じる。


その瞬間・・・

―チュッ

「・・・・!?」

キスされたかと思うと、何かが口の中に入ってきた。

そう、その正体は・・・・・





甘い甘い 苺味のキャンディ。


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