揺心 ‐Ⅲ‐
「いや。別にいいよ。てか、もう7時半」

「えっ、嘘?! 遅刻する!!」

「急げよ~」

「わかった! じゃあ着替えるから出てって!!」

「はいはい………つーか、一応ここ俺の部屋ね?」

そう言って柊は部屋から出た。


「わかってる!!」

扉の向こうの柊に叫ぶ。


昨晩は、私が柊の部屋を占領して、柊は翔の部屋で寝た。


襲われなくてよかった(笑)

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