初恋~永久に君と~
しかし人がいっぱいいてなかなか自分のクラスが分からない。

背伸びをしてみようとしていると

前の人の肘が辺り尻もちをついてしまった。

「いった~」

「ごめん、大丈夫?」

そう言われ頭をあげるとそこには

切れ長の目が印象的な美少年が立っていた。

しかしどこかでその少年を見たことがある気がしてならなかった。

ふと胸ポケットを見ると将紀が持っていたのと同じの

青色のクローバーのお守りをつけた携帯があった。

もしかして・・・・

そう思いながらおそるおそる口を開いた。

「もしかして、将紀?」

するとその少年は

「もしかして桃花!?」

「やっぱり、将紀!?」

「桃花!?」

「えっ、なんで?ここにいるの?」

「3日前に引っ越してきたんだ!!」

「もう!!だったら言ってよね!!」

「ごめんごめん、忙しくてさ」

そんな話をして盛り上がっていると

「もしも~し!!説明してくれませんか!!」

そう菜穂が言った。

「あっ、こっちは将紀。私の幼馴染。で、こっちは友達の菜穂」

そう説明すると2人は握手を交わした。

「あっ、クラスは?」

「3人とも一緒のクラスだよ!!」

そう言うと3人とも1-Bの教室に入った。

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