キャンディーキス

「あーあ。俺由亜のためにキャンディー買ったのにな…」



「本当!?」



「まじ。欲しい?」



「欲しい。」



「はい。」



渡したのは苺キャンディーの大玉。



中に苺のペーストが入ってるやつ。



「これ当たりのやつだぁ!」



大玉は当たりだけ。



50袋に一個あるかどうかの確率。



「お前このキャンディー好きだろ?」



「うん♪」



あたしはキャンディーを口に入れた。
< 9 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop