バレンタインの憂鬱
「颯太…からかうのもいい加減にしろよ…。」


橋本君が森の後ろから現れた。



「優からも言ってよ!愛はかわいいのにさっ。」



「真由…もういいって〜。」


私は真由の腕を引っ張った。


「確かに…」


橋本君がジッと私を見つめる。

え〜、照れるんだけど…!橋本君って、どっちかってゆうとかっこいいからドキドキしちゃう。


「誰かさんよりはかわいいよな。」


橋本君が真由のほうをちらっと見て言った。



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