バレンタインの憂鬱
「やっぱりそう思う?高崎も。」


「うん…だって…ね…。」

私は微妙な笑いを返した。

そういえば、斎藤には好きな人っているのかな?


中学の時もそうゆう話ししなかったし…。




「もうすぐバレンタインだよな〜。」


「あっ…!そ…うだね。」

斎藤が急にバレンタインのこと言い出すからびっくりした〜。



「…高崎は誰かにあげんの?」


斎藤が私のほうを見て言った。


「……え……?」



私は顔が熱くなるのを感じた。


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